まゆみに自閉症の診断がつくまで 第4話
前回のお話はこちら→まゆみに自閉症の診断がつくまで 第3話
広告
あとがき
夫に相談するも、楽天的な反応。そのポジティブさに救われる面もありつつ、現実的な面では相談することを封じられた気がして、ここから私の空回りが始まっていきます。笑
このころはよく、まゆみを抱きしめながら「大丈夫だよ」「可愛いまゆちゃん」と呟いていました。『何があっても愛情は変わらないよ』とまゆみに伝えているつもりでしたが、私自身がすごく不安だったので自分に言い聞かせている部分も大きかったのだと思います。
ただでさえ、「きっと大丈夫」と「やっぱり何かある……」の間を揺れ動いて休まらない母の心。
家族・親族・友人・保育士さん・保健師さんなどなど、話を聞いてくれる味方を一人でも増やすのが大事だな、と今にして思います。
もしこの記事を読んでくださっている方の中に同じような境遇で苦しい思いをされている方がいるなら、不安を口にできる人をぜひ見つけてほしいと思います。自分自身の心を救うことが、子どもの安定にもつながるからです。
2
コメント