第6話
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この時の「指差しさえ出れば…」という思いは、その数年後にまゆみが応答の指差しをする瞬間までず〜っと抱えていくことになります。指差しができるようになったこと自体は嬉しかったのですが、自発の指差しが出ていないのに応答の指差しができるようになっていたことで「あ、やはりこの子は定型発達児の順序とは違うんだ」と分からされました。
「まだ◯歳だもの」「これからきっと伸びていく」と思っているうちは本当に辛かったです。「いつか、ほかの子に追いつけるかも」という期待がどうしても胸に燻っているんですよね…。
まゆみを5年半育ててきた今は「追いつこうとしなくてもいい」と思えるようになりましたが、最初から「あ、うちの子って障害児なのね!OK!」と受け入れられる親なんていないと思います。いろんな可能性を模索したり、ギリギリまで否定しようとするのも、我が子への愛情ゆえですよね。調べに調べて、理解を深めて、現実と擦り合わせて、傷ついて傷ついて子どもと向き合ううちに、やっと障害/特性を受け入れていく準備ができるんだと思います。
ブログには漫画部分しか載せられないので、もしエッセイも読んであげるよ!って方はこちらのリンクからご覧ください♪
第6話+エッセイ「無理のない範囲で、あきらめないこと」
第7話はこちら
Walker plusさんにて続く第7話が公開されました。こちらのリンクから続きが読めます(無料!)。
ちょっとした病み回です。発達っ子あるあるのエピソードてんこ盛りだったからか、たくさんの反響をいただきました。ありがとうございました!
これからも応援していただけると嬉しいです✨(最新話公開ごとに前話をブログに載せていく予定ですが、育児と仕事の都合により掲載が数日ほど遅れることがあります🙇🏻♀️待てないと言ってくださる方は直接Walker Plusを見てね!)
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