まゆみに自閉症の診断がつくまで 第16話
前回のお話はこちら→まゆみに自閉症の診断がつくまで 第15話
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あとがき
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前回の投稿から少し時間が空いてしまいました。大学(通信)の試験とレポートのため、年内は更新がゆっくりになります。楽しみにしてくださっている方、どうもすみません。早く卒業して漫画に全力投球できるように頑張ります……!
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この帰り道のことはたぶん一生忘れないと思います。
健診は「まず引っかかるだろうな」と思って臨んだのですが、いざ引っかかってみると、自分でも知らなかった本当の気持ちに気付かされました。
早期発見・早期療育と口では言うものの、心の奥底ではわが子に障害があることを認めたくなかったのです。
「見て!赤信号」のくだりは、毎日の散歩で横断歩道を渡るたびに繰り返してきたやりとりでしたが、何度やっても同じで、まゆみは信号機を見ることもなければ親の顔を見ることもありません。改めてその様子を見て、健診で言われた言葉や抱えてきた気持ちがドッと押し寄せ……
もう、認めないわけにはいきませんでした。
今にして思えば、障害受容の段階がひとつ進んだ日だったのかなと思います🥲
この漫画はあくまでも私の体験記を再構成したものとなっているので、自閉症児みんながこんな感じというわけではなく、障害受容の過程やペースも人それぞれです。こんな親子がいましたというお話として受け取ってください。
あと、良心の呵責に耐えかねて何度でも言いますが、主人公は美化1200%しています!!!笑 造形についてはキャラクターと割り切ってお読みください。
「あんな風にお話ができる日」は、まゆみ4歳7ヶ月現在でまだ来ていませんが、今は「話せる日が来たらいいな」と前向きな気持ちでその日を待てています😊
1歳半健診編はこれにて終わりです。次回からは新章の療育編に入ります。
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コメント
美化〇〇%ってゆうのが懐かしすぎた30代後半です。
まいさん、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません!
イエス同年代です!あの頃は自画像的なイラストにみんなそうやって書いていた気がします。笑