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心の栄養

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永遠のマイヒーロー ※子どもの発達とは無関係の内容です。母親の息抜きについて。

先日、精一杯のおめかしをして初恋の人に会ってきました。

アメリカの方で・・・インディアナ・ジョーンズさんっていうんですけど。

はい。娘たちが療育へ行っている間に映画館へ行ってきました。最後に来たのはまゆみの妊娠中だったので、実に6年ぶりの映画館です。

今回は私のオタク魂が火を吹いているだけの記事なので、特に興味のない方はそっ閉じしていただければと思います・・・。逆に、インディ・ジョーンズの過去作に心躍った経験のある方には観てもらいたい!私のブログをというより、ぜひ映画館でインディに会ってきてほしい!!後悔しないから!(今記事にネタバレはありません……念のため)

映画館チャレンジ開幕

『今日もまゆみが飛び跳ねる』の連載がWalker plusさんで始まったのが2023年の6月30日だったのですが、偶然にもこの日はシリーズ5作目の『インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル』の封切り日。インディ・ジョーンズシリーズには思い出がいっぱいあるので・・・勝手ながらもう光栄でね……。

幼き日に憧れたインディにスクリーンで会いたい!と思ったのですが、漫画家/ライターとして活動を始めてから子育てと仕事でギリギリの日々だったので、これ以上は睡眠時間を削れないと映画館にいくことは諦めていました。

でも、チャンスはやってくるものですね。先週〜今週にかけて不測の事態が少なく、病院の予定もなく、原稿がとっても順調に進んだのです。「え、今日仕上げたら明日インディに会いにいけるんじゃない?」ーーーーこうして、翌日子ども達を療育に送りさえすれば映画館へ行ける体制が整いました。

明くる朝。お弁当を作り、準備を完璧に整え、療育へ送っていく直前になぜか始まるまゆみの癇癪。なんでや・・・最近は落ち着いていたのにどうして今日なんだ・・・。この日を逃したらもうインディに会える保証はありません。療育中に行って帰って来れるのは午前の部一回のみ。

内心いろいろ渦巻きましたが、この5年の間にまゆみにはかなり鍛えられたので「もう間に合わなかったら仕方ない、どうせ最初から観に行くのは諦めていたんだ」と涙を呑み、じっくりと宥めてどうにか療育へ送っていきました。

まゆみとあずさを療育へ預けたこの時点で、上映まで残り12分。映画館へは車で20分。どうする・・・?と悩むが早いか脳裏に響き出す例のテーマソング。

今こそインディから薫陶を受けた私の土壇場力の見せどころや!!と車に乗り込み、1秒でもCMが長いことを祈りつつ映画館へ。人のまばらな館内を疾走して既に照明の落ちた箱内に滑り込むと、ちょうど本編が始まったところでした。

インディ・ジョーンズを鑑賞中、ぼんやり思ったこと

序盤でテーマソングが流れるや、ひとり客席ではらはらと涙を流すアラフォー。子どもの頃に家族で観た思い出や、まゆみがお腹にいた頃からの6年間がブワッっと思い起こされて「子育てのさなか、ひとりで映画館に来れた」という事実に胸が熱くなりました。

思い起こせば、子どもが産まれてからは自分のことはあまり大事にできていませんでした……耐えられなくはないけれど、常に何かを我慢している状態。でも子育てってそういうものでしょ、みんなそうでしょ、子どもの方が大事だし、と思っていました。

でも、この瞬間に「自分の欲求を叶えてあげることも大事なんだ」と悟りました。自分の心が華やぐ場所、ときめく場所、行くべきだなって思います。私はひとり映画でものすごく生き返った気がしました。

そして…映画館に来れたのは子ども達が成長したおかげでもあるなと。まゆみが小さいころもその気になれば行けたと思うのですが、映画館が生活圏から少し離れていて、一時保育にしろ療育にしろ何かあったとき戻るのに30分近くかかってしまうことが気がかりで映画という選択肢は外していました。今はまゆみもあずさも多少のことでは大丈夫だろうという安心感が出てきたからこそ、心配性の私でもインディを観に行けたんだなぁと思います。子ども達よ、すくすく育ってくれてありがとう…。

毎日頑張ってるあなたへ

ほぼ私がインディ大好きというだけの記事ですみません。笑

これを読んでくださってる子育て中のお母さん、お父さん、それでなくても毎日頑張ってるあなた。自分の心を燃やせる場所へ行きましょう!身体の休息も大事ですが、ぜひ心にも栄養を与えてあげてほしいなと思います。

芸能界の人に詳しくないので自分に”推し”がいないことを少し残念に思っていたのですが、あ、私の推しってインディなんだわ。と気付いた日でした。

80歳のハリソン・フォード演じる70歳のインディ。フォードさんの年齢を考えると驚異的な肉体とはいえ、老いた背中や劇中で判明する事実に切なくなることもあり……それでもやっぱりインディは齢を重ねてもすごいや!と思える映画でした。

少年のように心を躍らせたい方は是非ぜひ映画館で見てみてね!

今ならシアターショップで過去4作のパンフレットもコンプリートできますよ!!(推し活)

 

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