まゆみに自閉症の診断がつくまで 第5話
前回のお話はこちら→まゆみに自閉症の診断がつくまで 第4話
あとがき
来る日も来る日も公園に連れ出し、まゆみのお昼寝中には発達を促すとされるおもちゃの情報を漁っていました。玉転がしは木製でそこそこ良いお値段だったので、遊んでくれて思わずガッツポーズした思い出。笑
当時、まゆみは一歳半になるころ。こちらの声掛けに反応することはほぼありませんでしたが、しつこくしつこくやりとりを仕掛けていました。
この少し後から療育に通い始めることになるのですが、そこで「まゆみちゃんは言葉を蓄積している時期なんです。いつか芽が出るから、信じて話しかけ続けてくださいね」と言われました。
この時期の取り組みについても先生方に話したところ、特に褒められたのは外遊びを積極的にさせていたことでした。脳の運動野と連動して発達していく部分があるため、まずは粗大運動(歩く・座るなどの基本動作+大きく体を動かす運動)を中心に遊ばせてあげると良いようです。
結果として、まゆみは3歳ごろから少しずつ言葉が出始めました。このころめげずに話しかけ続けたことと、アレコレさせてみたことは無駄ではなかったと思っています。(たまたままゆみの持って生まれた発達進度だったのかもしれないので、これらのことをしたら必ず言葉が出るというものではありません。言葉の出ない子の親御さんで、私よりも頑張って取り組んでらっしゃるご家庭もあるので……!)
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