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『今日もまゆみは飛び跳ねる』第4話

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第4話

 

 

 

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市役所や保健センターなどの大きな建物へ行くと、①癇癪を起こして暴れるか ②ウロウロ探索するかの二択で、待たなくてはならない場面が本当にしんどかったのを思い出します。本当にズンズン進んでいくんですよ、振り返りもせず…。この辺は発達っ子あるあるのようですね。

問診内容の表現について

以前リメイク前の内容をインスタに載せた際、ある方から「一歳半健診の内容は発達検査に伴うものなので公開してはいけないのでは?」という旨のメッセージをいただきました。

発達検査が非公開であることは存じていたため漫画のような表現方法になりましたが、念のためこの件について在住の自治体へ以下2点を確認しました。

①一歳半健診の問診中の検査項目は秘密にすべきものか
②仮に公開可である場合、私の漫画の表現方法に問題はないか

1ヶ月ほど待って回答を得たところ、

①検査項目の記載された問診票を健診の1ヶ月以上前に各家庭に送付しており、秘密にしているわけではない
②(漫画の内容を確認し)表現に問題ない

ということでした。(1歳半健診の内容は厚生労働省も標準的な内容を公開しているので大丈夫だろうとは思っていましたが、正直ホッとしました。)

本来ならどこの自治体の回答かお答えするべきかもしれませんが、これは身バレにつながる情報のため伏せさせてください。

このご指摘は一歳半健診の目的について考えるよい機会になりました。おそらく指摘をくださった方は検査項目が周知されることで事前練習される(=引っかかるべき子が通過してしまう)ことを懸念されていたのではないかと思うのですが、そもそも1歳半時点で引っかかる子は練習させることが難しいように思います……。

個人的な意見になりますが、1歳半健診の目的は超ざっくり言うと早期発見にあるので「積み木と指差しの検査がある」=この二つをクリアできるかが1歳半の発達の目安であることはむしろもっと広まってもいいのではないかと思っています。1歳半健診で問題ないとされたり、様子見になった子が3歳児健診で引っかかることは少なくないので、もし親が「あれ?」と思うことがあれば、仮に健診で問題ないとされそうになってもそこで確認を取ったり、入念に検査してもらうことができるかもしれません。「障害児」の母としては、早期発見によって親子の人生がよい方へ向かうことを願うばかりです。

 

ブログには漫画部分しか載せられないので、もしエッセイも読んであげるよ!って方はこちらのリンクからご覧ください♪

第4話+エッセイ「指差しとまゆみ」

一歳半健診を終え、発達検査を受けることになった我が子。その後告げられた言葉は…【作者に聞く】|ウォーカープラス
知的障害+自閉スペクトラム症の長女とイヤイヤ期の次女の育児に奮闘しながら、自閉症育児の悲喜こもごもを発信しているにれ(@…

第5話はこちら

R5/08/26 Walker plusさんにて続く第5話が公開されました。こちらのリンクから続きが読めます(無料!)。

思わず涙がこぼれてしまった一歳半健診の帰り道。未来への不安に押しつぶされ…【作者に聞く】|ウォーカープラス
知的障害+自閉スペクトラム症の長女とイヤイヤ期の次女の育児に奮闘しながら、自閉症育児の悲喜こもごもを発信しているにれ(@…

進んでいく一歳半健診と飛び入りで受けることになった発達検査のお話。そして今回は記事作成が遅くなってしまったので次回予告に間に合わなかったのですが、第6話も9月8日(金)に公開されています!

引っかかった一歳半健診。子どものためにと気丈にふるまうも、一人になると涙が出てきて…【作者に聞く】|ウォーカープラス
知的障害+自閉スペクトラム症の長女とイヤイヤ期の次女の育児に奮闘しながら、自閉症育児の悲喜こもごもを発信しているにれ(@…

応援していただけると嬉しいです✨(最新話公開ごとに前話をブログに載せていく予定ですが、育児と仕事の都合により掲載が数日ほど遅れることがあるかもしれません🙇🏻‍♀️待てないと言ってくださる方は直接Walker Plusを見てね!)

第5話エッセイで書ききれなかったこと

接触の指差し

よく「自閉症の子は指差しができない」といわれますが、できる子もいます。つまり指差しをするかどうかは発達上の重要なポイントになりますが、指差しが見られるからといって発達に問題がないとは言えないケースもあるようです。

エッセイでは紹介しきれなかったのですが、実は自閉症児によく見られる指差しがあります。

それは、接触の指差し遠くにあるものは指差すことができないものの、絵本の中の絵や写真を指差して親に「犬だね」「車だね」と物の名前を言ってもらいたがるというものです。

これ、2歳半くらいからだったと思うのですが、まゆみは顕著にありました。私の指を握って代理で指差させることも多かったです。

最初は、「まゆみが指差し!?『これ何?』って聞いてくれているの?」と喜んだのですが、違うのです。名称ももう分かっていて、目新しい情報は何もないのに「犬だね」「犬だね」「犬だね」「うん、犬ね」「はい犬!」とずっとずっとず〜〜っと繰り返させられるんです。そこへたたみかけるかのようなクレーン。母子分離不安が強いまゆみは片時もそばを離れることを許してくれないのに、ずっとこんな状態で頭がおかしくなりそうでした。

そんなとき現れた救世主がこちら。

アンパンマン にほんごえいご二語文も!あそぼう!しゃべろう!ことばずかんPremium(1個)【セガトイズ】
自閉症児によく見られる接触の指差し(遠くのものは指差せないけれど、絵本の中のものを指差して親に名前を言ってもらいたがる)が長女に始まった際、「『これ何?』って聞いてくれてるの!?」と娘の意思が感じられたようで大喜びしました。 しかしそれも束の間。「リンゴだね」「リンゴ」「リンゴ」「はいリンゴ」。娘はエンドレスで親に名前...

このアンパンマンの『ことばずかん』のおかげで私は壊れたラジカセの役割から解放されました。大絶賛・接触の指差し中のお子さんをお持ちの親御さん、本当におすすめです!

発達がゆっくりの子には音の出るおもちゃはあまり良くないんじゃ?という向きの話もありますが、要はおもちゃに遊ばれるおもちゃ(受動的なもの)が問題であると考え、私は本人が能動的にタッチペンで遊ぶ分には問題ないと判断しました。

実際に、この『ことばずかん』のおかげでまゆみの語彙力は爆発的に増え、2台分ボロボロになるまで遊び倒した結果、最終的に図鑑の中のものならほぼ何でも応答の指差しができるようになりました。(日本語なら2,000語が載っています)

来る日も来る日も、クレーンに負けずに大人用の食事とまゆみの幼児食とあずさの離乳食を作ってあげられたのは『ことばずかん』のおかげと言っても過言ではありません。ありがとう『ことばずかん』。

後半宣伝のようになってしまいましたが、タッチペン系のおもちゃは親の負担を減らすのにとっても有効だと思いました。アンパンマンに限らず、各社いろんな種類のものが出ていますのでお子さんの趣味に合ったものを選んであげるといいかもしれません♪

 

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